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内定と入社

転職後3か月でやること|最初の1か月・2か月目・3か月目の動き方

最終更新 2026-09-23 | 転職えらび編集部

先に3行で
  • 1か月目は「期待のすり合わせ」。何を、いつまでに、どの水準で求められているかを上司と言葉で合わせる。
  • 2か月目は「小さな成果」。範囲の小さい仕事を1つ、期限どおりに終わらせて信頼の土台を作る。
  • 3か月目は「振り返り」。試用期間の終わりに合わせて上司と評価を確認し、次の3か月の目標を決める。

最初の3か月で何が見られているか

中途入社では、最初から即戦力として見られる一方で、社内のやり方や人間関係はゼロからのスタートです。この時期に見られているのは、成果の大きさよりも「この人に仕事を任せて大丈夫か」という点です。

また、多くの会社では入社後に試用期間があります。期間や期間中の条件は労働条件通知書や就業規則に書かれているので、入社前に確認しておきます(確認の仕方は内定後に労働条件通知書で確認すること)。3か月の区切りは、試用期間の長さに合わせて調整してください。

1か月目:期待をすり合わせる

最初の1か月でやるべきことは、仕事を覚えることより先に、上司が自分に何を期待しているかを言葉にしてもらうことです。面接で聞いた話と、配属先の実際の期待がずれていることは珍しくありません。

確認リスト
  • 最初の3か月で期待されている成果は何か
  • 判断を任されている範囲と、相談が必要な範囲はどこか
  • 誰に何を聞けばよいか(業務・システム・社内手続き)
  • 評価はいつ、誰が、何をもとにするか
  • 上司との定期的な面談(1on1)の頻度
例文

入社初週、上司に時間をもらう

「入社してまだ分からないことが多いのですが、最初の3か月で私に期待されていることを確認させていただきたく、30分ほどお時間をいただけますか。面接では△△を担当すると伺っていたので、その優先順位も合わせて伺えればと思います。」

例文

聞いた内容を文字で残す(面談後のチャット・メール)

「本日はありがとうございました。認識合わせのため、伺った内容をまとめます。
・3か月以内に△△の業務を一人で回せるようにする
・□□の判断は私の裁量、〇〇は事前に相談
・1on1は隔週で実施
認識違いがあればご指摘ください。」

文字で残しておくと、後から「言った・言わない」になりにくく、3か月目の振り返りでもそのまま使えます。

2か月目:小さな成果を1つ出す

2か月目は、範囲が小さく、期限がはっきりした仕事を1つ選び、確実に終わらせます。大きな改善提案よりも、頼まれたことを期限どおりに、期待された水準で終えることが信頼の土台になります。

  • 期限の半分の時点で途中経過を見せる(方向違いを早めに直せる)
  • 分からないことは溜めずに、1日1回まとめて聞く
  • 終わったら「何を、どこまでやったか」を短く報告する
例文

途中経過の共有

「△△の資料、全体の半分ほどまで進みました。構成だけ先に見ていただけますか。方向性が合っていれば、このまま金曜までに仕上げます。」

この時期は、社内の人とのつながりも作っておきます。業務で関わる他部署の人には、自分から一度挨拶に行き、「何かあったら相談させてください」と伝えておくだけでも、後の仕事の進めやすさが変わります。

前職のやり方を持ち込むとき

中途入社者が摩擦を起こしやすいのが、「前の会社ではこうしていた」という話し方です。前職のやり方が優れていても、今のやり方には理由があるかもしれません。

提案するときは、次の順番を守ると受け入れられやすくなります。

  1. 今のやり方の理由を聞く(知らないまま否定しない)
  2. 困っている点を具体的に言う(手間・ミス・時間)
  3. 小さく試す提案にする(全体を変えるのではなく、自分の担当範囲で試す)
例文

改善を提案する

「△△の集計を毎週手作業でされていると伺いました。いまの形になっている理由があれば教えていただけますか。
前職では同じような集計を表計算のテンプレートで半自動にしていたので、もしよければ私の担当分で一度試して、結果をお見せしてもよいでしょうか。」

注意

「前の会社では」を口癖にしないことも大切です。同じ内容でも「こういうやり方もあると思うのですが」と言い換えるだけで印象は変わります。

3か月目:振り返りと次の目標

3か月目は、1か月目にすり合わせた期待に対して、どこまでできたかを上司と確認します。試用期間が終わる時期であれば、本採用に向けた評価面談があることもあります。

例文

振り返りの面談を依頼する

「入社から3か月になるので、最初にすり合わせた内容に対して、できていること・足りていないことを伺えますか。次の3か月で力を入れるべき点も相談させてください。」

振り返りで「思っていた仕事と違う」「条件が説明と違う」と感じたら、まず事実を整理して上司や人事に相談します。労働条件が書面と違う場合は、労働条件通知書を手元に置いて確認してください。転職でよくある行き違いは転職で失敗する7つのパターンと事前の確認事項にもまとめています。

次にやること

  • 入社初週に上司と30分の時間を取り、3か月の期待・裁量の範囲・評価の方法を確認して文字で残す。
  • 2か月目に、期限のはっきりした仕事を1つ選び、途中経過を見せながら期限どおりに終える。
  • 前職のやり方を提案するときは、今のやり方の理由を聞いてから、自分の担当範囲で小さく試す。
  • 3か月目に振り返りの面談を依頼し、次の3か月の目標を決める。