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進め方

40代の転職|求人の探し方を変える

最終更新 2026-09-23 | 転職えらび編集部

先に3行で
  • 40代は、公開求人に1社ずつ応募するだけでは選択肢が狭い。スカウト型サービス、エージェントの併用、人脈からの紹介など、探し方を複数持つ。
  • 経験は「年数」ではなく「任せられる範囲」で示す。どの規模の組織・予算・課題を、一人で引き受けられるか。
  • 募集・採用での年齢制限は原則禁止されている。ただし例外もあるため、求人票の年齢の記載は理由まで確認する。

探し方を変える理由

40代の転職では、担当してきた業務の専門性や、管理職としての経験が問われる求人が中心になりやすく、「誰でも応募できる」求人とは性質が違います。そのため、転職サイトの検索結果を上から順に見るだけでは、自分に合う求人を見つけにくくなります。

探し方を1つに絞らず、複数の経路を持っておくことが大切です。

求人を探す経路を複数持つ

経路特徴使い方のポイント
転職サイト(自分で検索)公開求人を自分のペースで探せる職種名だけでなく、担ってきた役割のキーワードでも検索する
転職エージェント担当者が求人を紹介し、条件確認を代行する業界・職種に強いところを含めて複数を併用する
スカウト型サービス経歴を登録し、企業やエージェントからの連絡を待つ経歴の書き方で届く連絡が変わる
人脈・紹介前の取引先や元同僚からの紹介転職を考えていることを、信頼できる相手に絞って伝える
ハローワーク地域の求人を探せる。職業相談もできる地元企業や、地域で長く働く仕事を探すときに

スカウト型サービスは、登録した経歴の書き方で届く連絡の内容が変わります。書き方のコツはスカウト型サービスの使い方で解説しています。エージェントを何社使うかは転職エージェントは何社登録する?を参照してください。

経験を「任せられる範囲」で示す

40代の職務経歴書は、経験が長い分、書くことが多くなりがちです。すべてを並べるより、応募先が「この人に何を任せられるか」を判断しやすい形にまとめます。

示すのは次の3点です。

  • 規模:担当した組織の人数、予算、取引先の数、拠点の数など
  • 課題:どんな状態の組織・事業を引き受け、何を立て直したか、何を立ち上げたか
  • 仕組み:自分がいなくても回るように、何を残したか(手順、育てた人、仕組み)
例文

営業課長として、部下8名の課を3年間担当しました。着任時は担当者ごとに提案の進め方がばらばらだったため、提案書のひな形と案件の進捗を共有する週次の会議を導入しました。私の異動後もこの会議は続いており、課内の新人の立ち上がりの手順としても使われています。

この例の数字は書き方を示すためのものです。自分の経験に置き換えてください。直近10年程度の経験を厚めに書き、それより前は要点に絞ると読みやすくなります。書き方の基本は職務経歴書の書き方を参照してください。

面接では「柔軟さ」も見られる

経験が長い人ほど、面接では「新しい職場のやり方に合わせられるか」「年下の上司や同僚と働けるか」も見られます。前の会社のやり方を正解として話すのではなく、「まず今のやり方を理解し、そのうえで経験を生かせる点を提案したい」という順番で話すと伝わりやすくなります。最近新しく覚えたツールや、学び直していることがあれば、具体的に挙げましょう。

年齢制限のルールを知っておく

労働者の募集・採用では、年齢にかかわりなく均等な機会を与えることが法律で義務づけられており、年齢制限は原則として禁止されています。求人票を「年齢不問」としながら、年齢を理由に応募を断ったり、書類選考や面接で年齢を理由に採否を決めたりすることも法の規定に反するとされています(厚生労働省「募集・採用における年齢制限禁止について」、2026年9月時点)。

一方で、定年年齢を上限とする場合や、長期勤続によるキャリア形成を図る観点から若年者等を募集する場合など、例外的に年齢制限が認められるケースもあります。例外の内容は同ページに掲載されている厚生労働省のリーフレットで確認できます。

求人票に年齢の記載があるときは、どの理由に基づくものかを見ておきましょう。年齢の上限を設ける場合(65歳未満のものに限る)は、その理由を示すことが求められています。

注意

年齢を理由に不当な扱いを受けたと感じた場合は、ハローワークや都道府県労働局に相談できます。個別のケースが法に反するかどうかの判断は、これらの窓口で確認してください。

条件の考え方:年収だけで決めない

40代の転職では、年収が上がる場合もあれば、職種や業界を変えることで下がる場合もあります。年収の数字だけで判断せず、次の点を合わせて比べます。

確認リスト
  • 月給・賞与・手当の内訳と、固定残業代の有無
  • 退職金制度の有無と、勤続年数による違い
  • 役職と、任される範囲・裁量
  • 勤務地、転勤の有無、働き方の柔軟性
  • 定年の年齢と、定年後の継続雇用の仕組み

年収が下がる転職を受けるかどうかの判断基準は年収が下がる転職を受けるかの判断基準で扱っています。

次にやること

  • 求人を探す経路を3つ以上に増やす(転職サイト・エージェント・スカウトなど)
  • 職務経歴書の主な経験を「規模・課題・仕組み」の3点で書き直す
  • 信頼できる元同僚や取引先のうち、転職の相談ができる相手をリストにする
  • 応募先の条件を、年収以外の項目も含めて上の確認リストで比べる