Web面接の準備|通信・画面・話し方
- 前日までに、指定されたツールで接続テストをし、通信・カメラ・マイクを本番と同じ環境で確かめる。
- カメラは目の高さ、顔は正面から明るく、背景は無地に。画面ではなくカメラを見て話す。
- 通信が切れたときの連絡先と連絡文を先に用意しておけば、トラブルでも落ち着いて対応できる。
Web面接で準備が必要な理由
Web面接でも、見られることは対面と変わりません。ただし、声が途切れる、表情が暗く見える、目線が合わないといった画面越しならではの問題があり、話の中身が伝わりにくくなることがあります。
これらはほとんどが事前の準備で防げます。前日と当日の手順に分けて整理します。
前日までにやること
ツールと接続の確認
面接の案内メールで、使用するツール(Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなど)と接続方法を確認します。
- 指定ツールのアプリを入れたか、ブラウザで参加できるか確認した
- アプリを最新版に更新した
- 表示名を「氏名(フルネーム)」に変更した
- 招待URL・ミーティングID・パスコードをすぐ開ける場所に保存した
- 面接当日の緊急連絡先(電話番号・メールアドレス)を控えた
表示名が会社名やニックネームのままになっていると、面接官が誰なのか分からず、待機室から入れてもらえないことがあります。在職中の会社のパソコンやアカウントは使わず、私用の端末で参加します。
通信の確認
自宅のWi-Fiが不安定な場合は、ルーターの近くに移動するか、有線LANにつなぎます。スマートフォンのテザリングを予備にしておくと、切れたときに切り替えられます。家族がいる場合は、面接の時間帯に動画視聴や大きなダウンロードを控えてもらうよう頼んでおきます。
本番と同じ環境でテストする
ツールのテスト機能や、家族・友人との通話で、本番と同じ部屋・同じ時間帯・同じ服装で試します。録画機能があれば、自分の映り方と声を録画で確かめるのが確実です。
画面の整え方
| 項目 | 整え方 |
|---|---|
| カメラの高さ | 目の高さに合わせる。ノートパソコンは台や本で持ち上げる |
| 映る範囲 | 頭の上に少し余白があり、胸のあたりまで映る |
| 照明 | 顔の正面から光を当てる。窓を背にしない |
| 背景 | 白い壁など無地。生活感のあるものは映らない位置に移動 |
| 音 | イヤホンマイクを使うと、声が聞き取りやすくハウリングも防げる |
カメラが目より低いと、見下ろすような印象になります。窓を背にすると逆光で顔が暗く映るので、窓に向かって座るか、デスクライトを顔の正面に置きます。
背景をぼかす機能やバーチャル背景は、使っても構いませんが、動いたときに輪郭が乱れて気が散ることがあります。無地の壁が用意できるなら、そのほうが自然です。
服装は対面の面接と同じにします。上半身しか映らないと思っていても、立ち上がる場面があるかもしれません。
当日の流れと話し方
10分前には準備を終える
開始の10分前には端末を立ち上げ、不要なアプリを閉じ、通知を切ります。入室は開始の3〜5分前が目安です。手元には次のものを置きます。
- 応募書類(印刷したもの、または別画面で開いたもの)
- 質問への回答メモ(見出し程度)
- 逆質問のメモ(面接の逆質問を参考に2〜3個)
- 筆記用具と水
面接官が入室したら、最初に音声と映像が届いているかを確かめてからあいさつします。
〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします。
こちらの音声と映像は届いておりますでしょうか。
画面越しに伝わる話し方
- カメラを見て話す:画面の相手の顔を見ると、相手からは目線が下がって見えます。話すときはカメラ、聞くときは画面、と切り替えます。
- 少しゆっくり、語尾まではっきり:通信の遅れで言葉の頭が切れることがあります。対面より一呼吸置いてから話し始めます。
- うなずきを大きめに:声を出して相づちを打つと、相手の声と重なります。相手が話している間はうなずきで反応します。
- 結論から短く:相手の表情が読みにくいため、話が長くなりがちです。1つの答えは1分以内を目安にします。
回答メモを読み上げると目線が下がり、画面越しでもすぐ分かります。メモは見出しだけにして、話す内容は頭に入れておきます。
トラブルが起きたときの対応
入室できない・つながらない
開始時刻を過ぎても入れない場合は、すぐに案内メールの連絡先へ連絡します。待っているだけだと、欠席と受け取られることがあります。
件名:【〇〇(氏名)】本日14時からの面接について
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
本日14時より面接のお時間をいただいております〇〇です。
案内いただいたURLから接続を試みておりますが、入室できない状態です。
引き続き接続を試みますが、ほかの方法がございましたらご指示いただけますと幸いです。
お電話でもご連絡いただけます(090-XXXX-XXXX)。
〇〇(氏名)
途中で音声や映像が途切れた
聞き取れなかったときは、推測で答えずに聞き直します。
申し訳ございません、音声が途切れてしまい、ご質問の後半が聞き取れませんでした。もう一度お伺いしてもよろしいでしょうか。
完全に切れた場合は、同じURLから入り直し、入れなければ上の連絡文で連絡します。
次にやること
- 面接の案内メールで、ツール・URL・緊急連絡先を確認する
- 表示名をフルネームに変え、アプリを最新版に更新する
- 本番と同じ部屋・時間帯・服装でテスト録画をし、カメラの高さと照明を直す
- 予備の通信手段(テザリングなど)を用意する
- よく聞かれる質問への答えを転職面接でよく聞かれる質問と答え方で準備し、見出しだけのメモにする
- トラブル時の連絡文を下書きして保存しておく